第2回|増えている未成年の留学、親子(小学生)、中学・高校留学

2025年の「未成年留学」まとめ

留学スタート年齢の若年化

ここ数年、お子様のカナダ留学をご検討になる保護者様からJP留学へのお問い合わせが後を絶たちません。ご相談内容は、お子様の将来の進学まで見据えた親子留学、中学・高校留学プランです。年を追うごとに数が増えるだけでなく、留学スタート年齢は若年化、より早い時期からお子様の留学を検討される親御様も増え、2025年は特にその傾向は顕著に加速しました。

親子(小学生)留学の急増
中でも急増したのが親子留学です。お子様の将来の単身留学を見すえて、まずは小学生のうちから半年から1年の親子留学をされるご家族が多いです。2025年は、JP留学がサポートする小学校留学生の数が初めて10名を超えた年でもありました。

高校留学、できればG9からスタート
同く、高校留学(単身留学)のスタート年齢も早まっている傾向です。卒業を目的にした高校留学をGrade10からスタートする留学生多いのは数年前から変わりません。ですが実態としては「遅くともGrade10スタート」「後期からでもよいので、できればG9からスタート」と考えて計画される方が増えています。卒業時点でどれだけのレベルに到達できるかは、Grade10を、いかにしっかり準備した状態でスタートできたかで大きく変わると皆様にお伝えしています。

JP留学のカナダ高校留学の受け入れ数は年々増加

JP留学にて高校留学専門スタッフを配置したのが約10年前です。当時は未成年の留学生を現地にて、何かあったらしっかりサポートするというスタイルでした。その頃は卒業を目的にした高校留学よりも、経験や英語習得を目的にした1年留学の方がやや多いくらいの割合だったと思います。

コロナ禍が落ち着いた頃より徐々にサポートをさせていただく高校生の人数が増え、さらに卒業目的の高校留学が全体数の9割以上を占めていくようになりました。この頃より、JP留学の高校留学サポートスタイルが、何かあったら助ける、ではなく、生徒が留学に主体的に取り組んでいけるよう「生徒の自主性を育てる」「JP留学仲間といっしょにがんばっていく」というスタイルに変化。未成年留学生は会って顔を見ながらのサポートは必須、バンクーバーオフィスでの対面サポートを中心にするスタイルが確立しました。

今年2026年、過去最高人数の留学生が新しく高校留学をスタートする予定です。2025年度ですでに数十名いたJP高校留学メンバーもさらに増えて、サポート拠点のバンクーバーオフィスはますます賑やかになります。

進学を意識したカナダ高校留学をサポート実施

BC州のアカデミック評価が留学生に対しても厳しくなる傾向が2024年9月年度からありました。そのため、わたしたちは高校留学サポートの一環として、生徒たちがアカデミック意識を高く保てるようにカナダ渡航オリエンテーションをさらに充実させ、現地授業への対策サポートを提供する場を設けました。

同時に、留学成果として卒業さえできれば良いわけではない、卒業後の進学にしっかりとつなげるためにも良好な成績をキープし、自分のプロフィールを強化するための課外活動に積極的に取り組むことを支援するサポートを提供するようになりました。そしてJP留学にいただく高校留学のご相談内容が「カナダの高校卒業」から「高校留学をその先の進学につなげる」ことへ変化しました。JP高校留学の実績とサポートの在り方が、多くの皆様のご期待に応えられているからこそと思い、大変に嬉しく思っております。

ボーディングスクール需要が増加傾向

2025年の新しい傾向として、お子様の留学のご相談をいただく親御様から「ボーディングスクール(全寮制私立学校)」という言葉を聞くことが顕著に増えた一年でした。JP留学をご利用いただいた留学生のほとんどが公立学校で留学されていました。ボーディングスクールに就学された留学生は全体の1割にも満たないくらいでしょうか。この1年、明らかにこの傾向に変化がありました。

ボーディングの問い合わせ増加の理由

  • 進学サポートを得やすい
    これは日本でも見られる状況と思いますが、私学は学校側から積極的に進学サポートを提供する傾向があります。生徒の進学率や、名門大学への進学が学校の評価につながります。ボーディングの場合、授業外の学習時間をイブニングタイム、週末にも設けるなど生徒の学習習慣もサポートするので必然的に成果も出やすいといえます。
  • 留学生の英語レベルが高くなっている
    ボーディングスクールは英語レベルを入学要件に含めている場合がほとんどです。そのため、入学時点で一定以上の英語力(例えば中学3年生で英検2級以上など)が必要となってきます。そのレベルにチャレンジできるお子様が増えていて、留学スタート時点ですでに英語が流ちょうなお子様に出会う機会も増えてまいりました。
  • 寮滞在を検討(ホームステイ以外の選択)
    公立高校での留学は、ホームステイ滞在になるのが基本です。ホームステイには、他では得難い貴重な経験を得られるものですが、親元を離れて海外留学をするお子様にとって長期ホームステイ滞在は時に困難を乗り越えなくてはならない大きなチャレンジです。お子様のタイプにもよりますが、起床から就寝までの時間管理を自分自身でやらなくてはならないホームステイよりも、ボーディングの方が生活リズムや規律を整えやすいという考えが確かにあると思います。

未成年留学プラン成功ポイント

親子(小学生)留学プラン成功ポイント

  • お子様の成長段階を見すえた適正タイミングで留学
    低年齢留学は実質5歳(現地キンダーガーテン入学)から可能。言語を意識せず現地に溶け込める年齢(小学校1年生くらい)から、身体を動かしながら会話がそれほど成り立たなくても友だちと遊べる年齢(小学校3~4年生くらいまで)がおすすめタイミング。それぞれのお子様の成長段階を見極めたタイミングがベストな時期です。
  • 実現性のある生活環境を整える
    忘れてはならないのが、カナダの小学校は親が毎日送り迎えをすること。通学、日常生活、賃貸物件が探せるエリア、車をもたない場合は公共交通機関のアクセスも重要。現地情報を細やかに仕入れて、無理のない実現性のある生活環境を整えることが大切です。(そのため、JP留学ではおすすめご案内エリアを十分な生活情報をご提供できるエリアに絞っています)
  • 親も留学生の気持ちでチャレンジ!
    同行の親御様も慣れない海外生活の中で現地校に通学するお子様を見守り、そばでサポートする大役を務めることになります。日本だったらすぐ解決することも、のんびりしたカナダ社会では思うように事が進まないこともあります。親御様も留学生になった気持ちで新しさや変化にチャレンジする気持ちがあればお子様との海外生活が楽しめると思います。

中学・高校留学プラン成功ポイント

  • 計画スタートは早めに
    ほとんどの方が、留学開始まで1年前後くらいのタイミングでご相談を開始されます。ご相談を進める中で留学後の進学イメージや現時点の英語力などをうかがって、想定よりも数か月から半年早く渡航される方も少なからずいらっしゃいます。もしくは、未成年の留学となるため、より安心感を得るために一度ご家族で視察にいらしたり、もしくは夏休みの短期留学などを利用して、お子様の単身留学の様子を見てみるご家族もいらっしゃいます。より安心を得るため、より成果のある留学を実現するためには、1年から1年半前くらいよりご相談開始されることをお勧めいたします。また、お子様が留学計画に主体的に関わることも大切です。JP留学では、中学・高校留学のご相談、学校決定の際には必ず留学生ご本人様とお話をさせていただきます。
    (渡航まで半年を切ってしまうと学校選択や学生ビザのご準備が難しい場合があります。)
  • カナダ渡航前にできるだけ英語レベルを上げてから留学
    「カナダに行って英語をがんばる!」という目標、これが落とし穴になってしまします。英語をがんばるのは留学を決めたその日から、少しでも英語力を蓄えてから、少しでも高い英語レベルから留学をスタートするべきです。高校留学は、高校生としての知識を「英語で」身に着けることが本来です。留学生英語のサポートはあります。ですが、より学習効果を得るためには、英語学習は留学前に精一杯やることが肝心です。高校留学をするならば、英検の場合2級取得以上(最低でも準2級取得)してからの渡航を目指すのがよいです。
  • 「自分の留学」を具体的にイメージする
    よい高校留学の計画は、自分にあった学校選びが大切です。自分にあった学校とは?
    – 求める学びがある環境
    – 留学中にやりたいことが実現できる環境
    – 心身ともに健康でいられる環境

    昨今の高校留学に必要なのは、卒業後の進学に欠かせないパーソナルプロフィール(Personal Profile/Statement)を意識したプランです。北米大学進学でPersonal Profileが重要視されるのはもちろんのこと、日本の大学進学で最近増加している総合型選抜でもアピールに使える履歴が必要となるためです。
    受け身にならず、自分の留学を自分で作り上げていける学校はどんな学校か?JP高校留学の学校選びカウンセリングで必ずご本人様としっかりお話をさせてもらうのは、この辺りに理由があります。

JP中高校留学チームの原動力は、なんと言ってもカナダでがんばる若い留学生たちの日々の姿です。2026年も笑って笑って時々泣いて、夢を追いかける高校留学生たちと、カナダ留学の今を走り抜けていきます。JP中高留学インスタグラムでは、そんな留学生たちの様子をたくさん発信しています。ぜひご覧ください。