ワーホリで夢を叶える!バンクーバーから生まれた一冊|著者(JPメンバー)貝津 美里さん

 20代最後の挑戦としてカナダ・バンクーバーに渡った、女性ライターの貝津 美里さん。ワーホリを通して女性やLGBTQ+の生き方を取材し、著書『「自分のかたち」のまま、これからも私は』(WAVE出版)を出版されました。本記事では、彼女がワーホリ中に挑戦した日々と出版までの軌跡をお届けします。

カナダワーホリのきっかけは?

貝津 美里さん

ライターとして、女性の生き方やジェンダー、フェミニズムをテーマに取材を重ね、本を書いてみたいと思ったのがきっかけです。カナダは、国籍やセクシュアリティの違いを尊重する法律や社会の風土があり、多様性が日常の中に息づいている国。そんな場所で、いろいろな人の声を聴いてみたいと思いました。なかでもバンクーバーを選んだのは、西加奈子さんの著書『くもをさがす』を読んだことです。ちなみに、バンクーバー市立中央図書館(VPL)にも所蔵があるので、気になる方はぜひ!20代も残りわずか。今だからこそできる挑戦をしようと決めて、ワーホリで滞在しながら、本の制作に取り組むことを選びました

Q1. 数ある留学エージェントの中からJP留学を選んだ理由を教えてください

 日本からオンラインで面談をした際、バンクーバーオフィスのカウンセラーさんの雰囲気がとてもあたたかく、「ここなら安心してお任せできそう」と感じたのが理由です。私は語学学校に通う予定がなかったため、現地で何かあったときに頼れるオフィスがあることも大きな安心材料でした。実際に渡航後は、毎月カウンセラーさんと面談をして生活で困っていることや今頑張っていることを丁寧に聞いてくださり、それが気持ちの安定にもつながっていました。オフィスで開催されるイベントに参加すると自然と友達もでき、私にとってほっとできる居場所のような存在でした

Q2. ワーキングホリデー中は、どのような生活をされていましたか?

 20代〜60代までの日本出身の女性やLGBTQ+当事者、計8人にインタビューをしながら、本を執筆する日々を送っていました。結婚する・しない、子どもを産む・産まない・産めない、仕事やキャリアの選び方、家族のあり方、セクシュアリティのこと……。それぞれがどんな葛藤や選択を重ねてきたのか、「その人らしい生き方」を丁寧に聞いていきました。世代も肩書きもライフスタイルも本当にさまざま。取材のためにバンクーバー中を駆け回る毎日でしたが、可愛いカフェがたくさんある街なので、気分を上げながら楽しく執筆していました

Q3. 本を出版しようと思ったきっかけは?

 私自身が、女性としての生き方やジェンダーにどこかモヤモヤを抱えていたことが始まりでした。27歳のとき、海外ドラマ『The Bold Type』を観て、初めて「feminist」という言葉に出会いました。女性やLGBTQ+をエンパワメントする価値観、そして自分らしくパワフルに生きる女性たちの姿に心を打たれ、「女性であるがゆえに感じていた違和感は、間違いじゃなかったんだ」と勇気をもらいました。そこから、「女性の生き方の選択肢を広げたい」「“こうあるべき”という呪いを少しでもほどきたい」という想いが、ライターとしての軸になりました。カナダ現地で暮らしながら取材を重ね、「こんな生き方もあっていいよね」と思える物語を届けたい。女性やLGBTQ+の人たちが少しでも力をもらえる一冊をつくりたいと思い、書籍化に挑戦することを決めました。

Q4. 本にはどんな想いやメッセージを込められていますか?

 著書『「自分のかたち」のまま、これからも私は』(WAVE出版)は、全国の書店やAmazon、Kindleなどでお読みいただける一冊として、世界のどこにいても手に取っていただける形になりました。「30歳までに結婚しなきゃ」と焦ってしまう気持ち。「子どもは?」と聞かれ、うまく答えられない瞬間。結婚すれば女性が名字を変えるのが当たり前とされる空気。少子化の責任が、どこか“産まない女性”に向けられるような報道。同じ親なのに、育児の負担はなぜか女性に偏りがちであること――。「それってどうして?」「私もモヤっとしていた」と感じたことがある方にこそ、読んでいただきたいと思っています。カナダで“自分のかたちのまま”生きる8名の女性とLGBTQ+の方々の物語を通して、「自分の人生は、自分で決めていい」と、そっと背中を押せる一冊になれたら嬉しいです

Q5. これからカナダワーキングホリデーを考えている方へ、メッセージをお願いします

 Where there’s a will, there’s a way(意志のあるところに、道は拓ける)、中学時代の英語の先生に教えてもらった、今でもお守りにしている言葉です。本を出版することは、7年前にライターになってからの夢でした。カナダに来てからも、約80社の出版社に問い合わせながら、取材する方を探し、毎日執筆に励む日々。海外生活は大変なことも多く、自信がなくなったり、諦めそうになったことは一度や二度ではありません。それでも、顔を上げれば支えてくれる人や応援してくれる人も必ず見つかります。ご自身のやりたいことを大切に、一度きりの人生、思いっきりチャレンジしてみてください!少なくともJP留学のスタッフさんは夢を全力で応援してくれますよ!

スタッフあとがき Misatoさんへ

 ご出版おめでとうございます。JPラウンジでお話したときに「バンクーバーでいろんな方にインタビューをして、本を作りたいです」と笑顔で話されていたMisatoさんの姿を、よく覚えています。その夢がこうして一冊のかたちになったことを、とても嬉しく感じています。これからもご活躍を、遠く離れたカナダから、ずっと応援しています。

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